2020年2月11日火曜日

コラム


介護の世界には、様々な種類のサービスがある。

そして利用を検討する方が、自分に合ったサービスを選ぶ時代。

 

また、事業所としては最終的にその方に「満足いただく」事。

これは介護サービス関係者なら誰もが「当たり前」のことである。

 

だが、当たり前の事と言っても簡単な事ではない。

その方の生活歴や既往歴、現在の状況などあらゆる事がその方にとっての人生であるため、11人のニーズにこたえる事は容易ではない。

 

その方を可能な限り理解し、その方に合ったサービスを提供する。

その為には、「周り」の協力が不可欠である。

「周り」とは、おおむね関係者や家族であり、周りの方々の協力を得るためには前提として関係性を築くことが大切になる。

 

また、サービス提供にはスタッフの力も大きく関わってくる。

スタッフは、皆、「喜んでもらいたい」という気持ちで接するが、その日の体調や現在抱えているもの(事)によって左右される。

 

利用者、家族、関係者やスタッフのバランスが取れてこそ、「最高のサービス」が提供できるというものである。

そして、その方々が1つのチームとなって支え合い、協力しあう事こそ「人間らしさ」ともいえるのではないかと思う。

要は、「思いやり」だ。

だからこそ「人間にしかできない最高のサービス」を皆で提供したい。

 

ゆらリズムが提供している「音楽リハビリ」は手段であり、本来の目的は「生きがいとなり、いつまでも健康である」というところにある。

 
個々の利用者にとって「ゆらリズム」が必要であるならば、全力で向き合い、一丸となりこれからも取り組んでいきたい。

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